中古車購入のチェックポイントを4つのステップごとに解説!

中古車をスムーズに買うためのチェックポイントを知っていますか?
中古車を初めて購入するときには、何に注意しながら進めていくと良いのかがわからない人も多いでしょう。
この記事では中古車購入の検討段階から契約に至るまで、各ステップで重要なチェックポイントをリストアップして解説します。
中古車購入の検討段階のチェックポイント
- 中古車の購入と維持の予算がいくらか
- 中古車の購入目的や用途は何か
- 車種・種類・納車日の希望はあるか
- 中古車の相場価格を調べたか
中古車購入を検討する段階では予算や目的、希望の車種や条件を決めるのが大切です。
中古車を購入するときには本体価格の他にも諸費用がかかります。車検なしの車なら車検費用もかかるので注意しましょう。
購入後は維持費の負担があるので車種による税金の違いや燃費、整備にかかる費用も考慮して選ぶのが大切です。
中古車の相場価格も調べておくと、販売価格が適正かどうかを判断できます。
また、中古車には登録済未使用者や届出済未使用車のように走行距離が100km以下で新車保証の残っているものもありますが、修復歴車(事故車)もあります。
正規ディーラーなどによる整備基準をクリアした認定中古車もあるので、どの種類の中古車を買いたいかを目的や用途に合わせて決めましょう。
中古車販売店選びのチェックポイント
- 自宅から近いか
- 販売店の雰囲気が明るくて清潔感があるか
- 展示車があってきれいで手入れをしてあるか
- 店員とコミュニケーションを取りやすいか
中古車販売店は購入時だけでなく契約後も付き合うことが多いので、快適に利用できる店舗を選ぶのがポイントです。
自宅から近くて困ったときに相談しやすく、店内や展示車がきれいに整えられていることを確認しましょう。
店員や担当者がよく話を聞いてくれて、コミュニケーションを気軽に取れるのも大切です。希望や不満を気兼ねなく伝えられると交渉もしやすくなります。
中古車本体のチェックポイント
- 種類や年式が希望に合っているか
- 安全に走行できる状態か
- 乗車して不満に感じる点はないか
販売店では、事前準備のときに考えた希望に合っている中古車をまず選びましょう。
そして、不具合がなくて安全に走行できる状態かどうかをチェックするのが重要です。
販売店によっては過去に事故を起こして大きな修理をした修復歴車なのに、隠している場合もあるので自分でチェックするということも大切な視点です。
また、不満に感じる点がないかを自分なりに考えてチェックをしましょう。
他の人は気にならなくても自分は気になるということはよくあります。
微かにタバコの臭いがする、シートに座った感触が気に入らないなど、さまざまな可能性があるのでじっくりと時間をかけて確かめましょう。
中古車本体は展示された状態での現車チェックと、運転して確認する試乗チェックに分けられます。
現車チェックではボディや内装だけでなく、ボンネットの中やエアコン・ライトなどの状態も確認します。
試乗チェックではアクセル・ブレーキ・ギアチェンジなどについてチェックしながら、運転しやすいかどうかを確認するのが重要なポイントです。
それぞれの細かなチェックポイントを以下にリストにしました。
中古車本体をチェックではこのリストを使って確認しましょう。
現車チェック
- ボディやホイールの傷やへこみ
- パーツの隙間の均一性
- タイヤやゴムの劣化
- ドアやボンネットののがたつき・閉まり具合
- シートのへたりや内装の臭い・汚れ
- マフラーの錆び・劣化
- エンジン始動時の異音・異臭
- ライトの点灯
- エアコンの効き具合・臭い
- ウィンドウの開閉
試乗チェック
- メーター類は正常に表示されているか
- パワーステアリングが効いているか
- ハンドルを固定せずに直進するか
- ブレーキの効きに問題がないか
- ABSが作動するか
- ギアシフトがスムーズか
- 走行中に異臭・異音・異常な振動がないか
中古車の購入契約のチェックポイント
- 店員の説明に不明点はないか
- 見積書の内容を理解・納得できたか
- 整備や納車のスケジュールが希望に合っているか
- オプションサービスやアフターフォローの内容を確認したか
- 支払額が予算に合っているか
中古車の購入契約では内容を隅々まで確認して納得することが重要です。
見積書の内訳が明確でわからない項目がないか、整備や納車が希望通りになるかといったポイントのチェックを忘れないようにしましょう。
販売店によってはオプションサービスやアフターフォローもあります。
サービスも含めて不明点があったら店員に質問すれば説明を受けられます。
そして、納得したら予算に合う支払額かどうかを最終確認して契約しましょう。
まとめ
中古車購入では検討するときから丁寧に準備をして、「買って良かった」と思えるように進めていくのが大切です。
各ステップで失敗しがちな点はほぼ決まっているので、ここで紹介したチェックポイントを生かせばきっと中古車購入に成功できます。
本体のチェックポイントは多いですが、誠実な販売店を見つけ出せれば一つずつ丁寧に説明してくれるでしょう。
中古車の種類を決められないというときにも親切な販売店なら違いを比較しながら説明してくれます。
寄り添うサービスの販売店を探して安心して中古車を購入できるようにしましょう。